週末、いいお天気でしたね。皆さん、いかがお過ごしでしたか?
今日も青空が広がり、桜の紅葉がきれいでした。
さて、遅ればせながら、ようやく
「清貧と復興 土光敏夫100の言葉」(出町 譲・著)
を読み終わりました。
発刊当初、本屋さんを探しても探しても品切れで、
予約してやっと手に入れたときは、それだけで満足してしまいそうでした(笑)
最近にしては小さな文字がびっしり詰まった本なのですが、
いざ読み始めると、土光さんの思いにグングン引き込まれて、
あっという間に読み終わりました。
この引き込まれるような感覚に自分でも驚きました。こんな感覚は、いつ以来だろう・・・。
素晴らしい本に出会えて、とても嬉しいです。
読みながらいろいろなことを考えましたが、
何度も思ったのは、土光さんの時代から30年近くも経っているのに、
土光さんが取り組んでいた当時と今の問題点があまり変わらないことです。
変わらないというより、ほとんど一緒、という印象すらあります。
時代がめぐり廻っているということなのか、
それとも、当時の問題が解決されないまま、むしろ悪くなって今に至るのか。
そしてもう一つ。
どんなにIT・科学が発達発展して、便利な世の中になっても
「形」は変わるけど「思い」は変わらないんですね。
土光さんの心の言葉が詰まった本。
繰り返し何度も読みたい本がまた増えました。
今日もここを訪れてくれたあなたへ
感謝をこめて、
明日も新しい気付きがありますように。