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言葉以外の反応

日曜日の温かさから一転、空気がひんやり冬らしい一日でしたね。
舗道に、赤く紅葉した桜の葉がたくさん落ちているのを見て、
以前メンターから、さくらのどの姿が一番好き?と尋ねられたことを思い出しました。
満開の桜、舗道をピンクに染めて散りゆく桜、新緑、そして秋の紅葉・・・
人はそこに何かを重ねて見るのかもしれません。


週末、LABプロファイルの本を読みました。
LABプロファイルとは、NLPから派生したもので、
言葉と行動(LAB=Language and Behavior)を分析して
相手の思考パターンを把握するスキルです。


本の中に、
「他人の発する言葉以外の反応に敏感か?」というような項目があり、
興味深く読みました。

他人の発する言葉以外の反応。
それはすなわち、ノンバーバルコミュニケーション、
もっと具体的に言うと、ボディランゲージだったり声のトーンだったり。

つまり、周りの人のボディランゲージなどに敏感に反応するか?
ということですね。


面白いと感じたのは、この項目について
「無意識のうちに周りの人のボディランゲージに反応する人」と
「相手の声やボディランゲージに関わりなく、話された内容にだけ反応する人」
との比率が、93:7 とあったからです。

いろんな解釈があると思いますが、
ほとんどの人(93%の人)が、周囲の身振り手振りや声のトーンなどに
反応している、ということが分かります。

そして、7%の人は、言葉の内容にだけ反応して、
周辺言語(身振り手振りなど)には影響されない、という・・・。

全くの余談ですが、7%と言えば、
アルバート・メラビアンの法則でも、言語情報が7%ですね。
(覚えやすくてちょうどいいです、笑)


多くの人は、意識していてもいなくても(無意識でも)、
周りの人の表情の変化や動作、声の変化やトーンを見たり感じたりして、
そこから何かを感じて反応を示している、ということですよね。

人は、無意識のうちに相手を観察し、小さな変化にも反応し、
そこから次のアクションを起こすためにどうすればいいかを瞬時に判断しているわけです。

見方を変えれば、私たちの体の動きや、声のトーンや表情の変化は、
意識してもしなくても、相手に何かしらの情報を送っている、ともいえます。

自分では気づかない小さな癖や、気付いているけど変わらない習慣が
無意識の中で相手に何らかの情報を送っている・・・なんだか複雑な心境(笑)


ちょっと難しくなってしまいましたが、いずれにせよ、
やっぱり見かけは大切、ということでしょうかね(^^)


今日もここを訪れてくれたあなたへ
感謝をこめて、
明日も新しい気付きがありますように。
by smile_garden | 2011-11-21 21:31
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