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紫外線対策にビタミンC

いよいよロンドンオリンピックまで1ヶ月!
ジャイアントパンダ「シンシン」の妊娠・出産も気になりますが(笑)
やっぱり五輪は気分が上がりますよね(^^)


7月を目前にして、晴れた日の日差しは強くなるばかり。
紫外線がますます強くなるこれからの時期、
紫外線によるダメージを極力減らすため、積極的に摂りたいのがビタミンCです。


ビタミンCは、抗酸化物質の代表です。
紫外線を浴びることによって体内で発生する活性酸素を取り除き、
皮膚を守る働きがあります。

ビタミンCが欠乏すると、表皮が薄くなることと、
紫外線を浴びることによるメラニン色素の生成が増加することがわかっています。
つまり、ビタミンCにはシミを「できにくくする」働きがあるのですね。


このビタミンC、単独で摂っても抗酸化力が長続きしません。

野菜や果物のポリフェノール類やベータカロテンと一緒に摂ることで
活性を失ったビタミンCが復活するため、効果が持続すると言われています。

サプリメントでビタミンCを補給すれば良いのではなく、
食事で摂ることが大切というのは、このためです。


ビタミンCは、紫外線を浴びる肌だけでなく、身体全体が必要としています。
食べ物や飲み物で十分摂っているつもりでも、
実際には足りていなかった、なんてことも有り得るのです。

水溶性ビタミンのため、体内にためておくことができないことから、
毎食ごとに食事で摂り、どうしても不足する分をサプリメントで補う、
というスタイルが理想ですね。


特に紫外線を多く浴びることが分かっている時は、
前もってビタミンCを多く含む野菜や果物をたくさん摂りましょう。

ビタミンCというとレモンを思い浮かべる方が多いと思いますが、
パセリ、ブロッコリー、赤・黄ピーマン、アセロラなど、
レモンよりもビタミンCの含有量が多い野菜等もたくさんあります。

また、じゃがいもなどのいも類と、レンコンなどの根菜類に
ビタミンCが多いことも覚えておきたいですね。

本来、ビタミンCは熱に弱く、加熱すると壊れてしまうため
野菜や果物は生食が効果的なのですが、
じゃがいものビタミンCは、でんぷんに守られているので
火を通しても壊れにくいという特徴を持っています。


なお、レモンやパセリに含まれる「ソラレン」という物質は、
紫外線感受性を高めて、シミをできやすくします。

紫外線・シミ予防にと、レモンを朝食べると、
シミができやすくなる可能性があるので気をつけましょう。

ソラレンは、摂取してから数時間で体内から消えてしまうため、
夕方~夜に食べる分には問題ありません。

ソラレンは、レモン、オレンジ、イチジク、ライム、
セロリ、パセリ、クロレラ等に含まれています。
朝のビタミン補給には、これら以外の食材を選ぶと安心ですね。


今日もここを訪れてくれたあなたへ
感謝をこめて、
明日も新しい気付きがありますように。
by smile_garden | 2012-06-27 21:13
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