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散歩は毒を飛ばす?

週末の気温の緩みから一転、厳しい冷え込みが戻ってきました。
昨日と今日では、気温差が10度近くあります。温かくしてしっかり体調管理しましょう。


昨日は、衆議院選挙の投票がてら、ポカポカ陽気につられてのんびり散歩しました。
お日さまが出ている時間は背中に浴びる日差しが暖かく、冬の散歩も気持ちいいものです。


最近読んだ本の中に散歩の語源がさらりと書いてありました。
とても興味を持ったので、後で調べてみました。

五石散(ごせきさん)は、古代中国で後漢から唐の時代にかけて流通していた麻薬。寒食散とも呼ばれる。
五石散を服用すると皮膚が敏感になり、体が温まってくる。これを「散発」と呼んだ。もし、散発が起こらず薬が内にこもったままだと中毒を起こして死ぬとされた。散発を維持する為に絶えず歩き回らなければならず、これを「行散」と呼んだ。五石散を服用した状態で歩きまわる様を呼んで「散歩」の語源となったとされている。
(ウィキペディアから抜粋)

私なりにまとめてみると、散歩の語源は、
歩くことにより熱や毒気を散じようとする行為、
ということになりそうです。


一日デスクワークをしていると、そのうち身体を動かしたくなります。

パソコンに向かって作業する時間が続くと、
用もないのに外に出てみたり、何か出かける用事はないかと探してみたり。

ちょっと歩くだけで気分が晴れやかになり、
よ~し、また頑張ろう!と思えたりするから不思議です。


私たちの暮らしでは、熱や毒気を飛ばす、という表現はちょっと大げさすぎるようですが、
散歩には、身体を動かすと同時に、
停滞している気持ちも動かしてリラックスさせる効果があるように感じます。

ほんの少し歩いただけなのになんとなく気分がスッキリした、という経験、
皆さんにもありますよね。

寒い日が続きますが、ときには気分転換もかねて散歩に出かけてみると、
モチベーションを高めたり、新しいアイディアを思いつく時間になるかもしれませんね。


今日もここを訪れてくれたあなたへ
感謝をこめて、
明日も新しい学びがありますように。
by smile_garden | 2012-12-17 17:07
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