挨拶に心をこめる

大きな大きなミモザの木に黄色い花がびっしりと咲いていました。
よく通る道すがら見つけた、大好きなミモザの木。
今まで気付かなかったことを残念に思うほど、満開のミモザはきれいでした。
春の新しいお楽しみルートが一つ増えました!


先日立ち寄ったある古本屋さんでのこと。
お客さんが入るたびに、店員さんが「いらっしゃいませ」と声を出すのですが、
3~4人の店員さんの声が飛び交いつつも、なんだかしっくりこないのです。
せっかく大きな声を出しているのに、もったいないことです。

声は出ているのに、なんとなく元気がない覇気がないと感じた、その理由は簡単。
どの店員さんも挨拶の声が低いのです。

おそらく、ただ声を出せばいいと思って挨拶しているのでしょう。
声が単調で、心がこもっていないのが分かります。
言葉だけが機械的に聞こえてしまうのです。

温度が感じられない言葉はまるで意味を成さない記号のよう。
それが幾重にも重なり不協和音のようで、決して居心地が良いとは言えませんでした。


挨拶は、特に理由も何も考えずに行う人も多いことでしょうが、
礼儀として行う、定型的な言葉であっても
そこには、感謝や尊敬の気持ちや親しみや愛情が込められます。

たとえ一瞬のことであっても、しっかりと心を込めて挨拶する。
つまり、無意識に声を出すのではなく、
意識して、相手に自分の思いを届けるつもりで声を出す。

意識して自分の思いを声に乗せるとき、
自然に声のトーンが少し高くなったり、
いつもより少し声が大きくなったり、
声のスピードが丁寧にゆっくりになったり、
あるいは笑顔を伴って挨拶したり、
お辞儀が深くなったりするのだと思います。

仕事の電話に出るとき、大切なお客様の応対をするとき、
少し緊張してかしこまって、声のトーンが高くなったりするのと同じですね。


心を込めて、相手の目を見て挨拶をすれば、おのずと相手も笑顔で挨拶を返すはず。
そうして自然にコミュニケーションが成立します。

挨拶は、人と人とが出会い、気持ちを通わせるコミュニケーションのきっかけの一つ。
一期一会という言葉もありますが、
一回の挨拶にも、相手を思いやる心を込めて、
その一瞬を大切にしたいと思った出来事でした。


今日もここを訪れてくれたあなたへ
感謝を込めて、
新しい気付きがたくさんありますように。
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by smile_garden | 2015-03-20 17:44 | 接遇マナー | Comments(0)
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