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「有意注意」を意識する

先週の陽気で庭のチューリップは一気に満開になりましたが、
今週は花冷えのおかげで花がギュッと閉じています。
寒いのはちょっと困りますが、この調子で花が長持ちしてくれたら嬉しいです。


新人研修の時期に合わせて、稲盛和夫氏の「生き方」を読み直しました。

稲盛氏の著作に限らず、いつものことですが、
繰り返し読むと、そのたびに心に留まる箇所が異なります。

マーカーで線を引いたり、ページの隅を折り曲げたりして印をつけていくのですが、
前の時には全く引っかからなかったところに、グッと引き寄せられたりします。
そのときの心情や環境によって変わるものなのでしょうね。


今回気になったのは「有意注意」という言葉。

稲盛氏は「意を持って意を注ぐこと」、
「目的をもって真剣に意識や神経を対象に集中させること」を有意注意とし、
音がして、反射的にそちらをパッと向く「無意注意」と区別しています。


私がハッとしたのは、有意注意という言葉そのものとは別にもう一つ、
「注意」とは意を注ぐこと、
という部分でした。

注意する。
今まで深く考えずにさも簡単に口にしてきましたが、
意を注ぐ、
だから「注意」なんだ、と思い至り、小さな衝撃を受けました。


稲盛氏は
「つねに意識して意図的に意識を向けることで、
だんだんと有意注意が習慣化され、
物事の本質や確信がつかめ、的確な判断を下せる力が備わってくる」
というようなことを書かれています。

これは、知る・やる・出来るの法則のとおりです。
習慣化されるまでは、意識して注意する。

今回を機に、まずは有意注意を「意識する」ことを心がけようと目標を決めました!


今日もここを訪れてくれたあなたへ
感謝を込めて、
新しい気付きにたくさん出会えますように。
by smile_garden | 2015-04-10 17:14 | 日々徒然
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