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話す・聴く、どちらが先?

先週の台風26号の被害に遭われた方々へ、心よりお見舞い申し上げます。
その26号より大きいとも言われている台風27号の動きも気になります。
さらに台風28号も発生して、二つの台風が影響し合って複雑な動きをするそうです。

10月の真夏日はどこへやら、
朝晩の冷え込みや日中との気温差で体調を崩される方も多いようです。
皆さん、体調管理には十分お気を付け下さい。


先週末のこと、知り合いから電話をもらいました。
ちょっと体調がすぐれないので聞いてほしい、というので、しばらく話を聴きました。

80代の男性ですが、いつ会っても矍鑠としていて、話題も豊富なので話がはずみます。
しかし、昨日の電話は声に力が無く、口調に勢いが感じられません。

話を聴くと、
今月に入ってから微熱が続いたり、身体の節々が痛かったり、
お腹の調子を崩したりしている、寒気もするし、食欲もいつもより少ない、
受信したお医者さんは、特に何でもない、風邪でしょうと言ったが、
もしかして自律神経失調症ではないか、云々。

話を聴くこと約20分(笑)
私は医者ではありませんから、診察も診断も出来ませんが、
話を聴く限り、お医者さんの言うとおり、どこも悪くないような気がしました。
強いて言うなら、自分で病気を作っている、そんな印象です。

その通りに伝え、寒気がするのは、先週から冷え込みが強くなったためだと思う、
薄着していませんか、お部屋を暖かくしていますか、等々たずねました。

季節の変わり目でもあり毎日気温差が大きいので、身体が馴染んでないのではないか、
身体を冷やさないように、しっかり着込んで、身体を温める食事や飲み物をとるように、
と伝えました。

私が、どこも悪くないと思うんだけど?お医者さんはウソは言わないですよ、と繰り返すうち、
どうやら安心したのでしょうか、
最後はあっさり電話を切り、こちらがあっけにとられるようでした(笑)


電話を切ってから思い出したのは、
少し前から考えていた「話す」と「聴く」どちらが先?という問題です。

人は、話を聴いてもらうことで安心感を覚えます。
自分が認めてもらえたと思い、安心するのです。

話すということは、一人でもできなくはないのですが、独り言では安心も信頼も出来ません。
話を聴いてもらえて初めて、自己重要感が満たされます。
聴いてくれる人がいることの大切さがそこにあります。

「話す」と「聴く」、どちらもコミュニケーションには必要ですが
聴く人がいなければ、話も進まない、はずまない、ということを思えば、
「聴く」がはじめなのかな、そんな気がしました。


知り合いの男性の場合も、聴き手は私ではなくてもよかったのだと思います。
誰かが親身になって話を聴けば、それだけで心配事が少し軽くなったり、
安心できるのではないでしょうか。

今回の電話を聴きながら、受診あるいは薬をもらう際、
医師や薬剤師等との会話の中で疑問や不安を解決できなかったことが想像されました。

医療者に求められるのは、どんなに優れたスキルより、どんなに豊富な知識より、
相手を受けいれ、相手が安心感を感じてくれる、そんな心の器なのかもしれません。

難しい言葉(専門用語)で詳しく説明されるより、じっくり聴いてくれる人の存在こそが、
心の安らぎや相手への信頼感、強いては心と身体双方の健康につながるように感じます。


日が短くなってきて、特にここしばらくは曇がちで日照時間も短いため
病気を患っていない人でも、なんとなく気持ちが浮かないすぐれない、あるいは沈みがち、
そんな気分になりがちです。

そんなとき、身近な人や友人などに話を聴いてもらい、
どんな小さなことでも話題を共有して思いを分かち合う。

心と心が触れ合う時間を持つことが、
心と身体をすこやかに元気に保つ秘訣ともいえそうです。


秋の夜長、身近にいる「聴いてくれる人」に日頃の思いを伝えてみましょう。
会話が弾む頃には、心も身体も温かくなっていることでしょう。
話しの終わりには、感謝の心を伝えるのをどうぞお忘れなく(^^)


今日もここを訪れてくれたあなたへ
感謝を込めて、
新しい学びがたくさんありますように。
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by smile_garden | 2013-10-23 10:33 | コミュニケーション | Comments(0)

相づちの語源

いいお天気が続いた3連休でしたが、週明けとともに大型の台風26号が北上中。
本州の広い範囲で大雨等の警戒が必要とのことです。

今夜から明朝にかけて、特に通学・通勤時間への影響が気になります。
明日は十分気を付けてお出かけください。


本を読んでいるとき、気になる箇所があると何度も読み返します。
もともと読むのが早い方ではないので、戻っては読み、を繰り返すとさらに遅くなります。

先日、そうだったのか!と今さら学んだことの一つが相づちの語源。
はじめはさらりと読み進んでいたのですが、突然「ん?」と思い、
ページを繰って書かれている箇所を探しました。


相づちとは、相手の話に調子を合わせて受け答えするときの言葉や態度のこと。
相手の話を聞くときに、うなずくだけではなく
「はい」「そうですね」「なるほど」のような同意の仕草や受け入れる言葉を入れながら
受け答えすることを「相づちを打つ」といいます。

この相づちの語源は、鉄などを熱して打つ「鍛冶」の現場で
2人の職人が交互に槌を打ち合わすということなんだそうです。

鍛冶屋さんで向かい合って槌を打ち合わす様子が目に浮かび、
相づちはこうでなくちゃ、と改めて教えてもらった気がしました。


相づちが上手な人との会話は、無意識のうちに楽しい気持ちになって
話すつもりが無かったことまでいつのまにか話したりして、とても盛り上がります。

言葉での同意はもちろんですが、そこに気持ちの入った表情や仕草が加わることで
いっそう安心して話しやすくなるのですね。


鍛冶屋さんの相づちのように、タイミングよく相づちを打つには
相手をしっかり見て観察すること、そして相手の話をしっかり聴くことが欠かせません。

今よりもっとコミュニケーション上手になるためには、
上手く話そうと思うより、先ずは丁寧に相手の話を聴くことが大切なんだと
頭の中で考えがまとまり、気分がスッキリ、嬉しくなりました(笑)


読書の秋です。
この秋も、素敵な本との出会いが楽しみです。


今日もここを訪れてくれたあなたへ
感謝を込めて、
新しい学びがたくさんありますように。
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by smile_garden | 2013-10-15 10:43 | コミュニケーション | Comments(0)

青森に行ってきました!

稲刈りの季節です。
黄金色に実った稲穂や刈り取った稲わらの束がずらりと並ぶ景色を見ていたら
亡くなった田舎の祖父母を思い出しました。
山道を走る軽トラックの荷台から眺めた田畑の風景、懐かしい思い出です。


昨日は青森に行ってきました。
お招きいただいた皆さん、
あいにくのお天気にもかかわらずご参加くださった大勢の皆さん、
本当にありがとうございました。

幅広い職種の方々がお集まりくださいましたが、
最後まで皆さん熱心にお聞きくださり、私の問いかけにも積極的にお答えいただきました。
おかげさまで、私も気付きの多い研修となり、とても嬉しかったです。


研修前後にご担当の皆さんと打合せをするのですが、
以前にも感じたことを昨日もまた感じました。

青森でお世話になる方が皆さんそろって、とてももてなし上手なのです。
外から来た人間を温かく迎える、そんなおもてなしの文化があるのでしょうか。
人を受けいれる器の大きさ、心のゆとりのようなものを強く感じて、嬉しくなります。

言うまでもなく、皆さんの素晴らしいおもてなし、
笑いと笑顔あふれるコミュニケーションのおかげで
リラックスして気持ちよく研修本番に臨むことが出来ました。
Nさんはじめ、ご担当いただいた皆さん、本当にお世話になりありがとうございました!


今まで何度か青森を訪問してきましたが、
この季節に訪れるのは初めてでした。

電車の車窓から、びっしりと赤く実ったリンゴが見えた時、
嬉しくて心の中で「わあ!」と声をあげていました。
帰路も、色づいたリンゴ畑が延々と続く景色を飽きずに眺めながら、
研修で出会った皆さんとのご縁が一層温かいものに感じられました。


青森と言えば、ねぶたです。
研修担当の皆さんから祭りのお話を伺い、今回初めてねぶたの展示も見に行きました。

予想以上に大きなねぶたを目の当たりにして、
この大きなねぶたを担いで練り歩くお祭りを生で見てみたくなりました!
夏の青森再訪が楽しみです。


今日もここを訪れてくれたあなたへ
感謝を込めて、
新しい学びがたくさんありますように。
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by smile_garden | 2013-10-10 20:45 | 研修・講演 | Comments(0)

癒しのメダカたち

街中を歩いていると、どこからか金木犀の香りが漂ってきます。
今年は金木犀の花がとても賑やかにたくさん咲いているように感じます。
柿もだいぶ色づいてきて、二つのオレンジ色が秋の深まりを感じさせてくれます。


朝晩だいぶ冷え込んできて、そろそろ外飼いのメダカを引越しさせる時期になりました。

今年は、メダカ仲間から教えてもらった育て方に挑戦してみたらとても上手くいって、
今年生まれの1年生メダカは、産卵する大きさまで育ってくれたものもたくさん。
今年初めて育てた種類もいるので、どこにどうやって移動させようかと考え中です(笑)


この夏、小さ目の水槽を台所の出窓に移動しました。
何の気なしに、流しに立つと正面になる位置に水槽を置いてみたのですが、
これが予想もしない大ヒット(^^)v

本当に偶然なのですが、ヒカリメダカという種類が入っている水槽だったので、
夜、灯りを点ける時間は特に、背中がキラキラ光って泳ぐ姿がキレイです。

こんなことなら、もっと早くに水槽を動かせばよかった、と思いました。


私は「癒し」という言葉を使うことに何故か抵抗があって(なぜだか分からないのです、笑)
当然ながら、自分の普段の生活の中では思いつきもしないのですが、
この夏、ヒカリメダカを見ながらふと頭に浮かんだのが「癒し」という言葉でした。

ああ、この感じが「癒し」という感覚なのかな、と。
片づけをしながら、キラキラのメダカたちを見ることができるようになり、
夜の片づけの時間が楽しい時間に変わりました。

一日の疲れやあれやこれやの考え事を忘れて、
心が穏やかになる時間、とでも言えるでしょうか、
雑多なあれこれから解放されて、ホッとする時間、です。


いまだ初心者の域を出られない私。
ヒカリメダカを増やしたいと思っても、
なかなか思うように増やすことが出来ずにいます。

が、この夏偶然とはいえ、キラキラのメダカたちが本当に心を和ませてくれたので
来年は(来年こそは、笑)もっとたくさんのヒカリたちを眺めながらお炊事ができるように
更なる挑戦をしようと心に決めました(笑)


・・・その前に(寒くなる前に!)外メダカたちの引っ越し!
今月中になんとかすべく、ToDOリストに追加しました(^^)


今日もここを訪れてくれたあなたへ
感謝を込めて、
素敵な笑顔にたくさん出会えますように。
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by smile_garden | 2013-10-08 09:42 | 日々徒然 | Comments(0)

秋の夜長に栗の皮むき

今日は、夏が舞い戻ってきた様な暑い日になりました。
昨日の帰路、雨上がりの夕焼け空に虹を見つけて嬉しくなり、空を見上げながら歩いていたら
キンモクセイの香りが漂っているのに気付きました。
またもや嬉しくなって辺りをキョロキョロ見渡すと、公園にオレンジの花が咲いていました。
いつのまにか、秋本番なんですね。


両親の畑は、秋の味覚の収獲で賑わっています。
夏の終わりに始まったイチジク、そして今が最盛期の落花生。
さらには、栗も採れ始めました。

栗の美味しさは言わずもがなですが、身体にいいと分かっていても、
長い間、食べるまでの手間がちょっと・・・と思ってきました。
そう、栗の皮むきが苦手だったのです(過去形です、過去形!笑)


もう何年も、栗の皮むきのいい方法がないかと探していました。
知り合いや親戚が集まると、栗の皮むきのいい方法知らない?と尋ねてみたり。
外国ならいい皮むき器があるのでは?と思って
海外赴任していた親戚に、もし見かけたら買ってきて、と頼んだこともあります。
(見当たらなかったそうです、笑)

今年も栗が採れ始め、
何も解決策を見つけられないまま、またこの季節が来てしまった・・・
と、悔しいやら情けないやらもどかしいやらの複雑な思いが交錯。

そんな思いを抱えつつ、懲りずにネットで検索をかけてみたら、
見つかったのです、新しい栗の皮むき器!

今年は、例年になく大きくて丸々太った栗がたくさん採れて、まさに豊作。
鬼皮と渋皮が難なく一緒にむける新しい皮むき器を使って、
秋の夜長に栗の皮むきを楽しんでいます。


さて、秋の代表的な味覚の栗ですが、美味しいだけではなく栄養もたっぷりです。
果物?野菜??分類が難しい気がしますが、実はナッツ系の果物なんですね。
私たちが食べているのは、種(たね)の部分なのです。

主成分はデンプンですが、ビタミンBやC、カリウム・亜鉛・鉄などのミネラル、
そして食物繊維も豊富です。
渋皮には、抗酸化作用のあるポリフェノールの一種のタンニンも含まれていて、
バランスよく栄養がたっぷり詰まっています。

美味しくて食べ始めると止まらなくなりそうですが、
カロリーもしっかりありますから、食べすぎには気を付けましょう。


それにしても、栗の皮をむくのが楽しいと思える日が来るなんて、予想もしなかったです(笑)
皆さんはどんな栗の食べ方がお好みでしょうか!?


今日もここを訪れてくれたあなたへ
感謝を込めて、
新しい学びがたくさんありますように。
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by smile_garden | 2013-10-03 14:30 | 日々徒然 | Comments(0)

自信をもって、笑顔で挨拶

10月になりました!
はやいもので、今年も残すところ3か月です。

畑では落花生の収獲が始まり、早速塩茹でにしました。
いよいよ秋の味覚の始まりです(^^)


先日、行きつけのお店に立ち寄った時のこと。
今春入った新人の女性が顔を覚えてくれて、私が近付くとニッコリ笑顔で迎えてくれました。

その彼女の挨拶を聞いて、
伸びの良い透き通るような素敵な声をしていることに気付きました。

とても軽やかでやわらかいトーンなのですが、声の通りが素晴らしいのです。
なんだか聞いているだけで嬉しくなって、そばに寄り、いい声!と話しかけると、
居合わせた店長から意外な言葉。

他店舗で研修した際、声が大きすぎる、と注意されてしまい、
すっかり自信を無くしてしまったのだそうです。

私からすると、決して大きすぎることはなく、不自然に作った声でもないし、
自然な笑顔をともなったやさしい声なので、
聞いている側は、安心して話しかけたり相談したくなる。
自信をもってね、と伝えました。


人の好みは色々です。相性もあります。

自分と似ている何かを持ち合わせている人を、
私たちは「相性がいい」とか「気が合う」などと言います。

自分が声が小さければ、同じように小さい声で話す人を好ましいと思う傾向が強いはずです。
どちらが正しいという話ではなく、
考え方や価値観・世界観の違いと言い換えることができます。

だれか一人に言われたことが全てではない、ということですね。
いろんな考え方があり、いろんな考え方をする人がいるのです。

他店の店長は、声が大きすぎる、と言ったとしても、
自分の勤めているお店の店長は、今の(普通の)声の大きさでいい、と言います。

どちらも、それぞれの考え方や環境に合わせての言葉です。
それぞれの状況や立場に合わせて、うまく立ち回ることができれば一番ですね。
(実際のところ、この使い分けが難しいのでしょうが・・・)


大切なのは、声の大小という問題ではなく、
応対する相手が気持ちよく過ごせるような、
目の前の相手が喜ぶような、話し方や立ち居振る舞いが出来るかどうか、
なのではないでしょうか。

私は、その彼女の透き通るような明るい声と笑顔に迎えられて
とても嬉しくなりました。

目があった瞬間に私を認めてくれて、ニコッと挨拶してくれた、
そのことに嬉しくなりました。

そこには、来てくれてありがとう、という感謝の気持ちがこめられていて、
私にはそれが伝わってきました。


私たちは、認めてほしい生き物です。
人に認めてほしい、自分でも自分を認めたい・・・。

相手が求めていることを素早く見つけて、さりげなく心遣いをする。
それはつまり、相手を認めること。

認められて嬉しくない人はいません。
目をあわせてニッコリ微笑まれたら、ああ、認めてくれた、と思うのです。
名前を呼ばれたら、私を覚えていてくれた、私を認めてくれた、と思うものなのです。


新入社から半年過ぎて、彼女にはすでにお得意様がいるとのこと。
やっぱりね、と思いました。

笑顔だけでもダメ、挨拶だけでもダメ、声は大きすぎても小さすぎてもダメ・・・
一つひとつ挙げて行けばきりがないのですが、
全部合わせて出来て、思いやり・おもてなしなんですね。

自信をもって、笑顔で挨拶。
ステキな声を響かせて、これからも続けてほしいと願っています。


今日もここを訪れてくれたあなたへ
感謝を込めて、
新しい気付きがたくさんありますように。
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by smile_garden | 2013-10-01 16:48 | 接遇マナー | Comments(0)