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高温注意情報と身体感覚

毎日暑い日が続きますね。
今日から高温注意情報が出されるようになりました。

これは、最高気温35度以上の猛暑日になると見込まれる場合に
気象庁が熱中症への注意を 促すために発表するもの。

私たちは、年齢とともに体温調節や肌の感覚が鈍くなっていくため、
特に高齢の方は、気温の変化や体調の変化を見落としがちです。
自分では暑いと言えない小さなお子さんも、注意が必要。
そこで、気象庁が高温注意情報を新設した、そうです。


身体の機能的には、確かに反応や感受性が鈍くなっていくのでしょうが、
それでも、身体感覚は鍛えられる、と私は思っています。

高温注意情報が出た今日の肌の感覚を覚えておく。
どれくらいの気温になったら、自分が一番つらいと感じるのか、
どこまでだったら、しっかり周囲に気を配って冷静でいられるのか、など。

気温だけでなく湿度も関係するので、一概には言えませんが、
おおよその気温の感覚を、しっかり頭に刻みつけて意識していくうちに
少しずつ感覚が鍛えられて、温度に対して敏感に反応するようになるのです。


聴覚・味覚と合わせた身体感覚は、私たちの記憶の多くに関わっています。
自分の感覚(特に身体感覚)を信じて、決して無理や我慢をしないこと。
そのためにも、「節電」に惑わされずに、自分の体調は自分で管理する、
という意識を持ち続けたいと思います。

高温注意情報が出ても出なくても、自分の身体は自分で守るしかありません。
身体が発するメッセージ、大切にしましょうね。


今日もここを訪れてくれたあなたへ
感謝をこめて、
明日も新しい気付きがありますように。
by smile_garden | 2011-07-14 22:38
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