人気ブログランキング | 話題のタグを見る

アレルギーの悩み?

蒸し暑い日でしたね。
気温が高いのもつらいけど、湿度が高いと身体にはこたえるんだな、
と実感した日でもありました。


さて突然ですが、2010年最も多く受診された病気は何だと思いますか?

すぐに答えを想像できた方はさすがです。
ご自身が該当している方は分かりやすいかもしれませんね。
私は・・・自らあてはまるにもかかわらず、分かりませんでした(笑)

その答えは・・・。

ある健康保険組合の医科レセプトの集計結果によれば
2010年に最も多く受診された病気(疾病)は、0~65歳の男女を通じて、
アレルギー性鼻炎だったそうです。

昨年2010年は、飛散する花粉量が多かったことから
花粉症、アレルギー性鼻炎を発症する人が多かったことが想像できます。
その影響で、病院を受診する人も多かったのでしょう。

病院に行かずとも、OTC薬でなんとかしのいだ方も多かったことを考えると
アレルギー性鼻炎の患者数は計り知れませんね。

実は私も、例にもれず花粉症の症状が出る一人なのですが、
私の場合は、春先のスギ・ヒノキだけでなく、いわゆる通年性のアレルギー。
スギとヒノキが終わって、ほんの少しの間だけ、鼻炎の症状が治まりましたが、
初夏を感じる頃には、次のアレルギー症状が出始めて、今に至ります。
一年中、何かしらの樹木に花が咲いていますから、その花粉に反応するのと、
もう一つはホコリや公害によるものだろう、と医師からは言われています。


話を戻します。

先の結果によれば、アレルギー性鼻炎とともに、
アレルギーの症状として受診人数が多いのがアトピー性皮膚炎です。
また、アレルギー性鼻炎は、総合でみると1位ですが
年齢別でみると、20歳代の1位はアレルギー性鼻炎ではないのです。
(20歳代の1位は乱視だそうです)

私の勝手な予想なのですが、
20歳代の方が、ほかの年齢と比べてアレルギー性鼻炎になりにくい、とは考えにくく、
同じくらいの患者さんがいらっしゃるのではないでしょうか。
ただ、学校や仕事で忙しく、受診しない人が多いだけではないかな?と思ったりします。

私の周りでも、花粉症の症状が出ていても、忙しくて病院に行けないからと
OTCで済ませている若者がたくさんいます。

私は、病院やクリニックを受診することを強くすすめる立場にはありませんが、
症状によっては、病院で薬をもらった方が早く治る(症状が軽くなる)場合も多々あります。

忙しいから、仕事があるから、と言い訳をせず、
病院とOTC薬をうまく使い分けてほしいなぁ、というのが私の一番の願いです。


今日もここを訪れてくれたあなたへ
感謝をこめて、
明日も素敵な笑顔にたくさん出会えますように。
by smile_garden | 2011-07-27 17:58
<< 患者力を高める きゅうりの栄養 >>