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バックトラッキングの効用

お店にたくさんのリンゴが並び始めました。
寒さが苦手の私ですが、柿やリンゴがたくさんあるだけで幸せな気分になれます(^^)


さて、今日はバックトラッキングのお話しを。
この言葉をご存じなくても、オウム返しあるいは復唱という言葉なら
皆さん、お分かりになることと思います。

電話応対のマニュアルには、
相手の言った内容を復唱して、確認する、
という手順が入っていることが多いはず。

これは、復唱することにより内容に聞き違いがないか確認する動作ですが、
復唱の効用はそれだけではありません。

同じ言葉を繰り返すことで、相手に安心感を与えることが出来るのです。
ちゃんと私の話を聴いてくれたんだな、確かに伝わっているんだな、
と思ってもらえるのですね。


ビジネスに限らず、あらゆる状況で私たちは他者と対話するわけですが、
その中でバックトラッキングをうまく使っている人と
あまり使わない人とでは、相手が感じる安心感が違ってきます。

相手の言った言葉を、そっくりそのまま繰り返します。
すると、返された相手は、自分と同じ言葉を使う人なんだ、というたったそれだけで
安心感を覚えるのです。

言葉は、私たちの考え(思考)を表し、感情を表します。
つまり、同じ言葉を使うということは、
同じようなものの考え方をしたり、同じ感じ方をする、
という解釈につながり、それが無意識のうちに安心感につながるのです。


初めて話す相手と、すぐに意気投合したり、
会って言葉を交わした瞬間に、この人とは相性がよさそうだ、仲良くなれそうだ、
と感じること、ありますよね。

そんなとき、私たちの脳は、相手の使う言葉や表情を通して
瞬時に「OK」サインを出しているのです。
不思議ですね。

小さな安心がいくつも重なることにより、信頼や好意につながっていくことを想えば、
ちょっとした動作ですが、繰り返しのテクニック、使わない手はありません。


すでに身についている方には何でもない方法ですが、
初めての方には、簡単なようで難しいテクニックです。
バックトラッキングは、慣れないうちは意識しないとなかなか使いこなせません。

話に夢中になると、どのタイミングで返せばいいか分からなくなるし、
話が長くなると、どの言葉をバックトラッキングすればいいのか迷います。

バックトラッキングのポイントは、
感情を表す言葉を繰り返すことと、息継ぎのタイミングで繰り返すこと、
この二つです。

うまく返せるようになると、相手は話しやすいと感じます。
次々に話が出てきて会話が盛り上がるのは、
話し手が話し上手であることよりも、
聞き手が聞き上手である場合に多いと思います。
どんな話し上手も、相手が聞く気がないと分かったら話したくなくなるものですから。

秋の夜長に、ご家族やお友達・同僚と共通の話題を探して
ゆっくり語り合うのも素敵ですね。


今日もここを訪れてくれたあなたへ
感謝をこめて、
明日も素敵な笑顔に出会えますように。
by smile_garden | 2011-11-02 17:34 | Comments(0)
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