「足もと」を見直す

今日は満月。そして部分月食が見られるかも・・・と期待した方もいらっしゃるでしょう。
皆さんはご覧になりましたか?
私は、雲に隠れて月がどこにあるのかさえも分からず、残念でした。


研修後にご参加の皆さんからいただくご意見の中に、
漢字に関するご指摘をいただきました。ありがとうございます!

(雨の日に)「お足元に気をつけてお帰りください」

という言葉遣いの文例について、
『足元』ではなく『足下』が正しいのではないか、
というご意見です。


そこで改めて調べてみましたが、
どちらも正しい、というのが正解のようです。

「常用漢字」では「下」という漢字に「もと」という読み方を含んでおらず、
「常用漢字」のルールに従って書こうとする場合は
同じ音の「元」という字をあてて「足元」と書きます。

しかし、「元」という字には「下の方」という意味はないため、
「足下」の表記も広く使われている、ということです。


さて、今回調べている中で、「足もと」という言葉の使い方や意味が
あまりにたくさんあることに驚きました。
ご存知の方も多いことと思いますが、念のためご紹介しますと・・・

あし・もと【足元/足下/足許】

1. 足が地についている所。また、その周り。
  「暗いから―に注意して下さい」「―に犬がうずくまる」
2. 足の下部。「―に泥はねを上げる」「―が寒い」
3. ある人の、ごく身近な所。身辺。「まず―を固めて仕事にかかる」
4. 足の運び方。歩きぶり。足どり。「―がふらつく」「―がおぼつかない」
5. 苦しい立場。差し迫った状況。弱点。弱み。「―につけ込む」
6. 物事を行うためのよりどころ。立脚地。足掛かり。足場。「事業の―を固める」
7. 家屋の地面に近い部分。縁の下や土台など。
8. 近いこと。直近。最近。「―金利の安定」「―の企業業績は好調」
9. 「足元瓦(あしもとがわら)」の略。

意識せずによく使っている言葉がほとんど、という印象ですが
意味の違いまで考えると、日本語の奥の深さを実感します。


上記のとおり、私自身今も新たな学びを得ながらのワクワクの毎日です。

接遇マナー研修では、言葉遣いや敬語に関するご要望やご質問も多く寄せられますが、
どんな小さなことでも、疑問に思うことが興味と上達の始まりですから
皆さんからのお声掛けを大変嬉しく思っています。

というわけで、今回も新しい学びに感謝感謝!です。


今日もここを訪れてくれたあなたへ
感謝をこめて、
明日も新しい学びがありますように。
[PR]
by smile_garden | 2012-06-04 21:37 | Comments(0)
<< ファーストフラッシュの季節 クレーム応対のコツ >>