午後の雷雨、私の住む街ではなんと20日ぶりの雨でした。
久しぶりに感じた雨上がりの空気の清々しさに
それまでの暑さを忘れ、大きく深呼吸しました。
禅の本を読んでいて、初めて出会った素敵な言葉。
言葉の美しさに魅かれ、意味を知りもっと好きになりました。
逢花打花逢月打月
「花に逢えば花をたし、月に逢えば月をたす」
と読むそうです。
打と書いて、たす、と読むのですね。
この言葉の意味は、
「花に逢ったら花を味わい、月を見たら月を味わう」、
目の前にある事柄を心ゆくまでじっくりと味わい、後に思いを残さない。
・・・といったところでしょうか。
言葉との出会いもそうですが、
人との出会い、物や事柄・出来事との出会いにも当てはまりそう。
今、目の前にあることに対して
ありのままあるがままを受けとめ、しっかり向き合い、味わい尽くす。
その出会いの瞬間に感謝する。
簡単なようで、ボーっとしていては出来ないことです。
8月も今日で終わり。
この夏、私は朝起きると、
元気で目が覚めることができた喜びを味わい、
今生きていることに感謝して、
一日をスタートしてきました。
「逢花打花逢月打月」の気持ちで
これからも出会いを大切にしていきます。
今日もここを訪れてくれたあなたへ
感謝をこめて、
素敵な週末になりますように。