人気ブログランキング | 話題のタグを見る

東照宮遺訓

11月になりました。
早いもので今年もあと2ヶ月ですね。


徳川家康公遺訓を初めて読みました。

人の一生は、重荷を負うて遠き道を行くが如し、急ぐべからず。
不自由を常と思えば不足なし、心に望み起らば困窮したるときを思い出すべし。
堪忍は無事長久の基、怒りは敵と思え、               
勝つことばかり知りて、負けることを知らざれば、害その身に至る。
己を責めて人を責めるな、及ばざるは過ぎたるより勝れり。

歴史にまるで疎い私ですが、家康公らしい言葉だと感じました。


少し前になりますが、小学生が
「この頃ストレスが多いんだよね~」と話しているのが偶然耳に入りました。
思わず振り返ると・・・下を向きながら一緒に歩く友達に話している女の子の姿。


ストレスには、良いストレスと悪いストレスがあります。
しかし、私たちがよく使う「ストレス」は、悪いストレスを意味することが多いですよね。
きっとこの小学生も悪いストレスのことを言っていたのでしょう。

大人だけでなく子どもまでもが抱えるストレス。
良くも悪くも現代社会からストレスを消し去るのは難しくなる一方のようです。

だとすれば、自分なりのストレスケアの方法を身に付けて
ストレスとうまく付き合っていけるようにしたいものです。


家康公の遺訓を読んで、小学生のストレスの話を思い出しました。

思うように行かないことばかりの毎日でも
ゆっくり一歩ずつ前に進めば、楽しいことだってこれからきっとたくさんある。

子どもたちには、ストレスに負けずに辛いこと悲しいことを乗り越えるための
大きなものの考え方を身に付けて欲しいと願っています。

そして周囲の大人は、子どもたちがのびのびと健やかに成長していけるように
細やかなストレスケアと心のサポートを欠かさないようにしたいですね。

・・・家康公の遺訓から飛躍してしまいましたが(笑)今日のささやかな私の気付きでした。


今日もここを訪れてくれたあなたへ
感謝を込めて、
明日も素敵な笑顔に出会えますように。
by smile_garden | 2012-11-01 20:16
<< ノンオイルは本当に油分ゼロ? 温かい飲み物 >>