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口ぐせを意識する

連休が明けて、冷たい雨となりました。
朝晩と日中との気温差が大きいこの頃、体調管理には十分気を付けましょう。


突然ですが、自分の口ぐせを意識したことがありますか?

先日、何気なくラジオから聞こえてきた話の中で、
「変な話なんだけど」「変な話ね」「変な話だけど」
と30分ほどの間に「変な話」という言葉が5~6回かそれ以上出てきたのです。

始めの2回くらいはあまり気にならなかったのですが、3回目で「あれ?」と思い、
4回目以降は耳に付くようになりました。
気になりはじめると、そればかり大きく聞こえるから不思議なものです。

この時の話し手はプロのアナウンサーではなかったので、やはり口ぐせなのでしょう。
話している内容は、変な内容では全くなく、むしろとてもいいお話だっただけに
ちょっと残念な気持ちになりました。


口ぐせで気になるものを思い出してみると、「ここだけの話」というものもあります。
会う度に「ここだけの話ね」と言われると、きっと口ぐせなんだろうなと気付くのですが、
それでも、どれがここだけでどれがここだけじゃないのかな、と思ってしまい、
どんな話を聞いても、小さな不安や不愉快さ・不信感を覚えるようになります。


難しいと感じるのは、口ぐせの直し方。
気付くきっかけさえあれば、意識することで修正が可能ですが、
自分の口ぐせにはなかなか気付かないことが多いものです。

身近な家族や友人が、気付いた時にちょっとアドバイスする、
というのが一番適切だと思うのですが、
いくら親しい間柄でも、言いにくいことには変わりないですね。


私の例で言えば、
「だけど」「でも」というような否定の接続詞をできるだけ使わないように意識しています。

否定の意味がなくても、
無意識のうちに話のつなぎに「でも」と言ってしまうから困ったものです。

特に、家族や友人など気の置けない間柄の人に対して出てしまうことが多いようです。
ついつい油断というか安心して使ってしまうのかもしれません・・・。

否定の言葉は、使う側が大きな意味を持たなかったとしても
相手に不愉快な思いをさせてしまうかもしれないことを忘れてはいけません。

意識し続けることで、以前に比べれば随分減ったという自覚はあるのですが、
まだまだ精進あるのみです。


言葉は心を表します。
一つずつの何気ない言葉にも、しっかり心を込めて伝えたいですね。


今日もここを訪れてくれたあなたへ
感謝をこめて、
明日も素敵な笑顔に出会えますように。
by smile_garden | 2012-11-26 17:53
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