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3.11に思う・・・思いやりを行動に

春のような陽気が続いた後、再び真冬の寒さがもどってきた3月11日。
東日本大震災のあの日から5年が過ぎました。
寒いながらも、庭ではチューリップの蕾が顔を出し、バラの新芽も伸びてきました。
季節は着々と進み、時間も流れていきます。


人それぞれに思うところがある今日のこの日。
淡々と、いつもと同じように過ごすことが、私の願いです。

なんでもない普通の生活の有難さ。
当たり前で忘れてしまいがちだけど、周囲の人々がそこに居てくれる有難さ。
なんと幸せなことだろうと思います。


今は医療接遇にかかわる仕事をしている私ですが、
これからの時代、今以上にもっと、思いやりの心が大切になるだろうと考えています。

思っていることは、思っているだけでは決して伝わらないし、
相手を思いやることは、簡単なようで案外難しいもの。

人が一人一人異なる価値観を持つということは
相手を思いやったつもりでも、必ずしも相手に受け入れられるとは限らない、
ということでもあるからです。

それでも。
人は一人では生きていけないし、ましてや仕事は絶対に一人では出来ません。

最初は失敗するかもしれないし、嫌がられるかもしれないけれど
それでも、思いを言葉にして、行動にして、思いやりの心を育てていきたいと思います。


医療業界では、診療(調剤)報酬改定の話題で持ちきりですが、
この4月から、障害者差別解消法も施行となります。

毎度恥ずかしながら、この障害者差別解消法についても
過日伺った研修先で教えていただいて、初めて知りました。

その後の研修先等でお伝えすることがあるのですが、
ご存知ない医療関係者が少なからずいらっしゃいます。
大切な法律ですが、まだまだ周知には至らないというのが現実なのかもしれません。


障害者差別解消法についてお話ししていたとき、教えていただいたことがもう一つあります。
恥ずかしながら、私はこの言葉も知りませんでした。
それは、内部障害者という言葉です。

内部障害とは、身体内部の臓器に障害があること。
内部障害のある方は、目に見えない内臓の機能障害を持っているため、
外見では障害があることが分かりません。

例えば、医療機関で患者さんが障害者用の駐車スペースを利用する場合など。
医療者は、外見で障害があると分かる患者さんに対してのケアはできても、
内部障害のある方に対して、適切な対応がとれているとは限りません。

外見から分かる障害のある方だけでなく、外見では分からない障害のある方にも、
もちろん障害のない方にも、分け隔て無く、思いやりの気持ちを持って対応できるように、
心も知識も技術も整えていきたいものです。


思いやりの行動は、マニュアルに沿った対応をしているだけでは至極難しいことでしょう。
自然に湧きあがってくるやさしい気持ちで、相手の立場に立って考える、
思いやりの気持ちを素直に行動に移せる、そんな医療人が増えることを心から願っています。


今日もここを訪れてくれたあなたへ
感謝を込めて、
新しい気付きがたくさんありますように。
by smile_garden | 2016-03-11 12:04 | 日々徒然 | Comments(0)
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