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2012年 02月 03日 ( 1 )

なぜ?の使い方

今日は節分。無病息災を祈って、家族そろって豆まき!の日ですね。
2月に入り、いよいよ受験シーズンも本番です。
今まで積み重ねてきた自分の力を信じて、体調もしっかりコントロールして、
受験生の皆さんには全力を出し切って欲しいです。


さて皆さん、自分の口ぐせを意識したこと、ありますか?

先日、食事をした席で口ぐせの話で盛り上がったのですが、
「大変」「忙しい」「やだなぁ」などなど、自分の口ぐせを披露(笑)しあいました。

面白いのは、全員そろいもそろって、「言わなくてもいいのに、つい言っちゃう」
と自覚していることです。だから口ぐせなんですけどね。

そしてもう一つの共通点。
それは、どれもがマイナスのイメージをもたらす言葉だったこと。
大変大変と言ってると、そのうち本当の大変を引き寄せてしまいそうです。


と前置きが長くなりましたが、先日偶然耳にして気になった言葉は「なぜ」でした。

「なぜ自分から言わないんだ?」
「なぜその場で意見を出さないんだ?」
「なんでこれくらいのこと、すぐに出来ないんだ?」
・・・上司が部下に向かって、ほんの1~2分の間に「なぜ」を連発しています。

思わず「そこでストップ!」と言いたくなりました(グッと我慢!)
下を向いて頑なに黙っている部下の気持ちが、その背中から伝わってくるようでした。
口ぐせというより、上司のコミュニケーション(コーチング)力が問われる状況です。


「なぜ」が口ぐせになっている人は、自分が相手を追い込んでいることに
気付いているでしょうか。

「なぜ」は、相手を責めたり非難する性質のある言葉です。
本人は、ただ口ぐせで「なぜこれくらい・・・」と言っているつもりでも、
言われた側は、責任を問われ、非難されているような気持ちになります。

そこに追い打ちをかけるように、
「何を考えているんだ、言わなきゃわからないだろう!」
などと言われてしまっては、返事をするどころかますます自分の殻に閉じこもってしまって
もう口を利くものか、と思ってしまってもおかしくありません。


もし「なぜ」と言いそうになったら、別の言葉で置き換えられないか考えてみましょう。
「なぜ」の代わりになる言葉を探すのです。

たとえば・・・
「なぜ自分から言わないんだ?」
⇒「思っていることがあれば、言ってみないか?」
「なぜその場で意見を出さないんだ?」
⇒「その場で意見を出してほしかったんだ。もしよければ今聞かせて」
「なんでこれくらいのこと、すぐに出来ないんだ?」
⇒「すぐに出来なかった理由は何だろうね?」
などなど。

なぜ?で始めると、どうしても詰問調になってしまいがちですが、
例えば「~と思うんだけど、どう思う?」という質問の形に置き換えると
意見を求められているような気がするため、答えやすくなります。


仕事ができる上司ほど、自分が出来ることは部下も出来て当たり前、
と考えがちですが、人はそれぞれ育ちも考え方も違うもの。
出来ることが人それぞれ違うのは、当然のことなのです。

「なぜ」と質問して相手を追い詰めるのではなく、
たとえば「できないと思った理由を聞かせてほしいんだけどいいかな?」と
相手が意見しやすいように促してみる。

「なぜ」を止めることで、コミュニケーションがスムーズになるはずです。


そんな面倒なことやってられない、なんで私がそこまで・・・とお思いの方。
そういう方こそ、「なぜ」で困っていらっしゃる方かもしれません。
それは、「なぜ」を使うことにより、
相手を委縮させたり、信頼関係が損なわれている可能性があるからです。

プラスの言葉を常に意識して使っていれば、プラスになることが周りに集まってきます。
相手を認め、相手のいいところを引き出し伸ばす言葉を使いましょう。


今日もここを訪れてくれたあなたへ
感謝をこめて、
素敵な週末になりますように。
by smile_garden | 2012-02-03 20:45 | Comments(0)