2018年 10月 17日 ( 1 )

思いやりに、心のゆとり

天気予報では、ほんの先週まで熱中症に注意と言っていたのに、
気づけば紅葉情報が流れています。
秋が深まり、体調を崩されている方もいると思います。
食事と睡眠をたっぷりとって、体力と免疫力UPに努めましょう。


私ごとですが、衣替えもしないまま10月も半ばを過ぎてしまいました。
秋は私が一番好きな季節。
心のゆとりがちょっと足りないかも、と思うこの頃です。


接遇研修で、ご参加の皆さんからお寄せいただくご意見ご感想には、
「傾聴が大切と分かっているのに、最近やっていなかった」
「頭ではわかっていても、声がちゃんと出なかった」
「初心に戻って、しっかり目を見て挨拶します」
というようなものをよく見かけます。

理屈はわかっていても、いざとなると行動が伴わない。
新人の頃は意識してやっていたのに、いつのまにかやらなくなった・・・。

いずれも、要因はいろいろあるでしょうが、
業務に追われているうちに心に余裕がなくなっていることも
関係するかもしれません。


医療介護施設で患者さんや利用者さんからの信頼を得るには、
まずは自分が患者さんや利用者さんを信頼することが大切。

その信頼を伝えるために、
相手の話をしっかり聞き、目を見て話し、思いを言葉にするのです。

しかし、忙しいとどれもおざなりにしてしまいがち。
話しを途中で遮ってしまったり、
目を見ないで話したり、
思っていてもそれを言葉にせずにスルーしてしまったり・・・。

とてももったいないことです。
せっかくの相手への思いが、
伝わらないまま終わってしまうのですから。


思いやりを目に見える形にするためには、
まずは心にゆとりを持つことが大切ですね。

相手を思いやる心のゆとりがなければ、
思いやりは理屈だけになってしまいます。
そして、形だけの思いやりは、簡単に相手に見抜かれてしまいます。

一方で、心のゆとりがあれば、相手の様子を見ながら、
相手が心地よいと感じるアプローチを選ぶことができます。

相手が聞きたい、知りたいと思うようなコミュニケーションを
いくつもある方法の中から選んで提示する。
これも、ゆとりがなくてはできないことです。


心のゆとりを持つ。心に余裕を作り出す。
言うのは簡単ですが、実際にはかなり難しいことなのかも。

いい仕事、喜ばれる仕事をするために、
まずは、自分自身、そして共に働く職場の人たちにやさしくすることから
始めるといいかもしれません。

「ありがとう」や「お疲れ様」の一言があれば
より一層、自分自身と相手にやさしくなれるように思います。


私はといえば、季節のちょっとした変化、
木々の葉がハラリと目の前に落ちてきたり、
名前の分からない木々の実が赤くなったり、
そんな小さな変化を楽しむ心の余裕を持ちたいです。
そして、橙に色づく秋の景色をゆっくり愛でたいです。


今日もここを訪れてくれたあなたへ
感謝を込めて、
新しい気付きがたくさんありますように。


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by smile_garden | 2018-10-17 16:40 | 接遇マナー | Comments(0)